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「訪問看護師になって良かった」がほぼ半数も7割が困った経験有り

 

※※※PDFはこちら※※※

報道関係者各位                                   

レバレジーズ株式会社

2018年3月27日

 

訪問看護の仕事に関する実態調査

「訪問看護師になって良かった」がほぼ半数も7割が困った経験有り

  レバレジーズが運営する看護師向け転職支援サービス「看護のお仕事」( https://kango-oshigoto.jp/ )は、訪問看護経験を持つ看護師121名に「訪問看護の仕事に関する実態調査」を実施。「訪問看護師になって良かったと思うか」を始め「患者宅でスキルや経験不足で困った経験はあるか」などを調べました。

 

調査結果の概要

 

 1.「訪問看護師になって良かった」と思う看護師はほぼ半数。「思わない」は2割弱

 2.「スキルや経験不足で困った経験がある」のは7割。年齢が上がるにつれ割合は減少

 3.「ひと月に受けるオンコール」0回がほぼ半数。4回以上は2割弱

 4.「家族とのコミュニケーションで困ったことがある」のは6割弱

 5.「訪問看護師として働き続けていきたい」のは約3割

 

 2018年度診療報酬改定の内容が固まり、訪問看護の需要はますます高まることが予想される一方、訪問看護の仕事に前向きな姿勢を見せる看護師は依然少数派です。「看護のお仕事」が2017年12月看護師の男女957名に実施した調査では、訪問看護に興味を示した看護師は32.7%。約70%が訪問看護に消極的な回答を寄せました。

 

 そこで今回は、訪問看護経験を持つ看護師を対象に「訪問看護の仕事に関する実態調査」を実施。「訪問看護師になって良かったと思うか」を始め、看護師が在宅医療参入をためらう理由に挙げることの多い「スキルや経験不足、患者家族とのコミュニケーションで困ったことはあるか」「ひと月に受けるオンコール対応回数は何回か」などをリサーチしました。

 

■調査概要

調査名 :訪問看護の仕事に関する実態調査

調査方法:Webアンケート

調査期間:2018年1月26日~2月9日

  調査対象:看護師の男女121名

■調査結果の詳細

1.「訪問看護師になって良かった」と思う看護師はほぼ半数。「思わない」は2割弱

 

 

 「訪問看護師になって良かったと思うか?」を聞いたところ、「とてもそう思う」「そう思う」は合わせて47.8%に。一方「あまりそう思わない」「そう思わない」は19.1%。訪問看護経験者のほぼ半数が「訪問看護師になって良かった」と感じていることが分かりました。

 

<看護師が訪問看護師になって良かったと思う時>

 

・患者にしっかり向き合えた

「ご自宅に伺い、病院よりも患者さん一人ひとりに合わせた援助ができる」

「利用者様やご家族に時間をかけて向き合える」

「利用者さんを身近に感じながら支援できた時」

 

・患者、家族と信頼関係を構築できた

「患者さんやご家族から感謝された時」

「訪問を重ねるたび、利用者さんが色々な話をして下さるようになってきた時」

「退職するとき、患者様に泣かれた時」

 

・ターミナルケア

「利用者さんやご家族の生活に合わせて、最期まで関わることができた時」

「看取りなどで、家に帰って来られて良かった、というお言葉をいただいた時」

 

・その他

「人間関係に悩まされない」

「(訪問看護職を退職後)訪問看護の経験、人脈が活きた時」

 

 2.「スキルや経験不足で困った経験がある」のは7割。年齢が上がるにつれ割合は減少

 

 

 

 「訪問看護の仕事でスキルや経験不足で困ったことはあるか」との質問には72.5%が「ある」と回答。

 

 

 年齢層別に見ると、「ある」と答えた割合は20代が83.3%で最も大きく、30代(78.6%)、40代(76.3%)と続き、50歳以上では56%まで減少。年齢が上がるにつれ、訪問看護の現場でスキルや経験不足を理由に困難を覚える割合は下がりました。

 

 「看護のお仕事」事業責任者の森口敬(以下、森口)は、次のように解説します。

 

 「キャリアが長いと手がけた症例数も増えるため、訪問看護の現場でもベテラン看護師のほうがスキルや経験不足で困った割合が減るのは当然のことでしょう。国はターミナルケアをはじめ、幅広い患者のケアに注力する訪問看護事業者への評価を進めています。そのため在宅がん患者や重症児などを積極的に受け入れる訪問看護ステーションは増え、訪問看護師が未経験の症例に出会う頻度も高まっていくと考えられます。

 

 昨今では研修や先輩看護師の同行訪問を始め、e-ラーニングシステムの導入、現場で困った時にすぐステーションへ連絡できるホットラインの設置など、教育に尽力しているステーションも多い。タブレットを配り、社内SNSで訪問看護師同士が患者情報を共有しているところもあります。

 

 フォロー体制は充実してきていますが、やはり分からないことは正直に分からないと言って周囲に質問をしたり、自分で学ぶ機会をしっかり作っていく姿勢が重要です」(森口)

 

<訪問看護の仕事で、看護師がスキルや経験不足で困った時>

 

・判断力が求められる場面

「急変の時」

「経験のない疾患の患者さんを担当した時」

「トリアージ。医師や先輩ナースからアドバイスをもらえるが、ある程度自身で判断を求められるから」

 

・専門外の対応

「人工呼吸器の取扱い」

「元助産師なので終末期の看護。男性のバルーン交換等」

「リハビリを期待されるが、見よう見まねでしかやったことがなく、不安で一杯だった」

 

・家族への対応

「ご本人の意思とご家族の考えに温度差があった時」

「家族からの疾患に関する質問」

 

・病院との違い

「病院とは違う衛生環境」

「設備がなくて困った時」

・医療制度の説明

「訪問看護、介護の複雑な制度をなかなか理解できなかった時」

「利用点数について質問されても答えられなかった時」

 

3.「ひと月に受けるオンコール」0回がほぼ半数。4回以上は2割弱

 

 

 ひと月あたりのオンコールを受ける頻度については、ほぼ半数が0回と回答。1回が11.9%、2~3回が24.8%と、3回以下の割合は8割超に。一方、ひと月で4回以上と答えた人の割合は16.8%、2割弱に留まりました。

 

 「転職時に訪問看護のオンコール回数を気にする看護師は多いですが、実際にオンコールを受ける回数の目安や出動が必要なケースについて我々から伝えると安心する方が大半です。日中の訪問で夜間に起きうることを予測して適切なケアを施したり、患者さんやご家族と信頼関係を築き、本当にオンコールすべき状態について理解を得ることで、不要なオンコールへの対応回数を抑えている訪問看護師もいます。

 

 看護師の転職先としては夜間などの緊急対応がないクリニックが人気ですが、家事・育児と両立しやすいのは訪問看護だという見方もあります。クリニックでは休憩を挟みつつ朝から20時位までの勤務になることも珍しくないですが、訪問看護ではオンコールこそあるものの、日勤がメインになるためです」(森口)

 

4.「家族とのコミュニケーションで困ったことがある」のは6割弱

 

 さらに「患者家族とのコミュニケーションで困ったことはあるか?」を尋ねると、「はい」と答えた割合は58.9%、「いいえ」は41.1%に。

 

<訪問看護師が患者家族とのコミュニケーションで困ったケース>

 

・上手く伝わらない

「利用者の病気を理解してもらえない」

「利用者の気持ちをお伝えしても尊重してもらえない。家族が患者と離れて暮らしていたので、距離感があった」

「サービスの内容に思い違いがあった時」

 

・指導、意見を受け付けない

「家族が利用者にあれもダメ、これもダメ、と言うので、利用者の本当の気持ちが分からなくなった」

「家族のこだわり、要求が強い時」

 

・ターミナルケア

「看取りの場面でのコミュニケーション」

「死期について尋ねられたとき、どこまでどのように説明するか」

 

・訪問拒否

「訪問看護自体が(家族に)受け入れられていない」

「慣れた人がいいからあなたは来ないで、と言われた」

「訪問時に家族が不在にしている」

 

・その他

「患者の状態悪化時、家族間で話し合いがまとまっておらず患者対応がバタバタした時」

「先生(医師)への苦情を代わりに受けた時」

 

 結果を受けて森口は、訪問看護未経験の看護師を中心に患者家族とのコミュニケーションが上手く行くかを気にするケースは目立つと説明。

 

 「訪問看護では看護師が患者宅に出向くので、家族とのコミュニケーション密度が高まることは考えられますが、家族とのコミュニケーションが必要になるのは病棟やクリニックでも同じはずです。弊社では求職者の方にそうお伝えし、ご理解いただいています」(森口)

 

5.「訪問看護師として働き続けたい」のは約3割

 

 

 「これからも訪問看護師として働き続けたいと思うか」と質問したところ、「とてもそう思う」(10.2%)と「そう思う」(19.4%)が合わせて29.6%、「どちらでもない」が32.7%という結果に。約3割が訪問看護の仕事を続けていきたいと考えていることが分かりました。


 森口は結果について次のように語ります。


 「入職前は不安を感じていた方でも、実際に訪問看護をやってみたら面白かった、という方は非常に多いですね。患者に長く寄り添った看護ができる点や、患者自身の生活の場で意思やライフスタイルを尊重しながら治療に携われることが主な理由のようです。そのため『とてもそう思う』『そう思う』が計3割弱という数字は、我々エージェントの肌感より少ない印象を受けます。


 また『どちらでもない』が3割を超えた背景の1つは、訪問看護歴の浅い看護師が多いため、まだよく分からない、と考えた方が多かったことだと推測します。『あまりそう思わない』『そう思わない』と答えた方については、判断力を求められる現場や患者または家族とのコミュニケーションに辛さを覚えているケース、さらに訪問看護の仕事内容をよく理解しない状態で入職し、ミスマッチが起きているケースもあると考えられます」(森口)


 さらに森口は「看護のお仕事」ではそうしたミスマッチを防ぐために、様々な取り組みを行っていることに言及します。


 「キャリアアドバイザーが訪問看護の仕事内容や働き方について詳しくお伝えしているほか、現役の訪問看護師が登壇するイベントの開催やWEBでの記事発信を通して、1人でも多くの看護師に訪問看護の実情に触れてもらうよう取り組んでいます。

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