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2019.03.25

PRESS RELEASE

「ITエンジニア30年史」公開! 平成をITエンジニアと駆け抜けたレバテックが ”平成×IT”を大解剖

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PRESS RELEASE

2019.3.25

レバテック株式会社

「ITエンジニア30年史」公開!平成をITエンジニアと駆け抜けたレバテックが”平成×IT”を大解剖

 レバテック株式会社の運営する、ITエンジニア・クリエイター専門エージェント「レバテッ ク」が平成のIT技術動向を振り返る「ITエンジニア30年史」を公開しました。l          

#レバテックのITエンジニアが激動の平成を振り返る 

レバテック株式会社は、レバレジーズ株式会社創業当初の2005年より業界に先駆けてIT人材のフリーランス支援・派遣・紹介業を展開し、現在の登録者は業界最大級の7万8千人を超えます。レバテックは、残り約1ヶ月で終わりを迎える”平成”時代を、多くのITエンジニアと共に歩んでまいりました。そこで、この30年間で激変したインターネットやIT技術動向を、エンジニア目線で振り返る座談会を開催し、その様子をレバテックキャリアのHP(https://career.levtech.jp/guide/knowhow/article/561/)に「ITエンジニア30年史」として公開しました。

レバテックの現役エンジニアが語る激動の平成時代を、ITエンジニアならではの視点でご覧ください。

#インターネットの誕生と拡大 (〜1995年頃)

全体】インターネットが注目され始め、1995年の流行語に「インターネット」。

日本のインターネットは、1984年に国内の大学間での連携を目的とした実験的なネットワークの運用から始まりました。その後、インターネットプロパイダ事業やダイアルアップ接続サービスが開始され、PCなどの小型コンピューターの台頭により、一般家庭での利用も少しずつ広まっていきます。1995年に起こった阪神淡路大震災では、国内外のボランティアがインターネットを通じて連携をし、被災地で活躍をするという事例がマスメディアで大きく取り上げられ、コンピューターネットワークが人間のコミュニケーションに大きな役割を果たすということが社会的に認識されました。そして、同年に発売された「Windows95」によって一般家庭のインターネット利用者が増加していきます。

【ITエンジニア】革新的なWebブラウザの登場により広がる世界。

1991年に発売された「Windows3.1」によって、インターネットに興味を持ち始める人が徐々に増え、日本では1993年に商業利用が開始されました。

1993年には「Mosaic」がリリース。テキスト表示が中心であった従来のWebブラウザから進化し、画像とテキストが併存して表示される「Mosaic」は大流行しました。レトロPCゲームにのめり込む人や無料ウェブサイト提供スペースを利用しサイトを作る人も出現します。

#「ガラケー」と「ITバブル」インターネット成長期 (1996年頃〜2003年頃)

 

【全体】インターネットの人口普及率が10年間で約12倍。「ガラケー」も急速に進化。

「Windows95」の発売以来、インターネットが一般に普及し始め、1999年以降、各インターネットプロバイダーによる回線の低価格化と加入数の競争が加速しました。それに伴い日本におけるインターネットの人口普及率が1997年から2007年の10年間で約12倍 (※1)になりました。

 また、この頃ポケベルからPHS・携帯電話への移行が著しく進みます。1999年には「iモード」の登場によって携帯電話からインターネットの接続が可能になり、カメラ付き携帯電話やGPSケータイなど「ガラケー」が急速に進化しました。個人で画像を簡単にアップロードしたり、インターネットを通じて様々なサービスが活用できるようになり、携帯電話を一人一台所有する時代へと変化していきます。2003年ごろからは大手ネット企業がブログサービスの提供を開始。動画を使ったコンテンツやサービスが開始されたのもこの年代の特徴です。

(※1)インターネット普及率の推移 総務省

【ITエンジニア】「ITバブル」に突入!「廃人」という言葉も登場。

 

インターネットが一般に普及してから順調に市場を成長させていたIT業界は、1999年頃からアメリカを中心に、インターネット関連企業の株価が異常に上昇していく「ITバブル期」に突入します。日本では、1990年代後半から東京・渋谷にIT系ベンチャー企業が続々と集まる「ビットバレー構想」が話題となり、2000年のITバブルに乗じて相次いで株式公開を果たします。

 1997年に発売したオンラインゲームをきっかけに、ゲームの世界から出てこられなくなる人も現れ、「ネトゲ廃人」という言葉が使われるようになりました。1998年の長野五輪では動画配信が行われるなど、オンラインでのコンテンツが充実しチャットや掲示板でのリアルタイムなやりとりが盛んになりました。また、「2000年問題」が世間で騒がれるようになりますが、大きな問題もなく2000年に突入。しかし、IT業界での過酷な労働状況が注目されるようになり、「過労死」という言葉が世間を飛び交うようになりました。

#一億総SNS発信時代 変革していくインターネット(2004年頃〜現在) 

【全体】情報が溢れる世界に。「ビックデータ」「AI」「IoT」…Webスケールが加速していく。

 2000年代後半のスマートフォン・タブレット端末の登場で、インターネットへの接続をより手軽なものにし、多くの情報をリアルタイムで取得することが可能に。SNSが活況を見せ、ユーザー自身が情報の発信者となる世界になりました。双方向の情報のやりとりが可能になることを意味する「Web2.0」時代へ突入です。また、クラウドサービスの技術も年々進化しており、2018年の日本国内におけるクラウドサービス利用企業数は56.9%(※2)に上り、2016年の調査から大幅に上昇しています。スピード・拡張性・効率性を兼ね備えているクラウドサービスは、各ソーシャル系サービスのWebスケールの拡大をさらに加速させ、現在のビックデータ、IoT、人工知能の技術発展に貢献しています。

【ITエンジニア】リアクションが直にくる!ユーザーの体験価値にフォーカスした開発へ。

 

スマートフォンアプリの開発が盛んに。Ruby on RailsやSwiftをはじめとしてプログラミング言語の高級化が進みました。また、SNSやECの評価機能などの浸透でユーザーからの反応がわかるようになり、技術はよりユーザの体験価値にフォーカスする方向へ進化しています。Ajaxなどの技術に代表されるように、サービスを開発する上でユーザビリティの考慮が重要な要素となりました。

(※2)情報通信白書「企業におけるクラウドサービスの利用動向(平成30年版)」総務省

#レバテック代表が語る これからのIT業界の人材動向

 代表執行役社長 林 英司

 

2011年にレバレジーズ入社。レバテックフリーランスのキャリアコンサルタント、事業部長を経てレバテック代表執行役社長に。 キャリアコンサルタント時代には、年間約300人のフリーランスエンジニアのカウンセリングを担当し、企業とエンジニアのマッチングに尽力した。

【平成のIT人材】

 平成ではアナログだった仕事が(当時はそれをアナログとすら思っておりませんでしたが)とてつもないスピードでシステム化されていき、多くの業界で働き方が変わっていきました。場所やモノによって制限されるシチュエーションが削減されて行った結果、従来と比べて非生産的と考えられる業務もまた削減されてきました。もちろん、こうした変化はプログラミングというものが生まれる前から歴史的にも継続して発生していることではあるのですが、平成において急速に加速していったということは間違いなく言えるでしょう。

 平成初期に登場したJava、PHP、Ruby、JavaScriptのように、今のシステムを支えている多くのプログラミング言語が平成の時代に生まれました。特に世界的に与えたインパクトと普及具合を踏まえると、平成はまさにJavaとPHPの時代だったと言っていいのではないでしょうか。流行りの技術や市場価値が瞬間的に高まる技術は確かに存在しますが、上記の言語がシステム開発に安定的に選ばれ続けてきたため、やはりエンジニアのニーズも安定して存在し続けてきました。

 報酬に関していえば平成の後半にかけて大きな変化がありました。エンジニア職に限り一律の初任給を廃止して高額な初任給を与える会社や特定分野のスペシャリストに数千万円から1億円の年収での採用方針を打ち出す会社が登場してきており、今までエンジニアという職業についてイメージが湧いていなかった方たちにも「実力次第で市場価値の高い存在になれる職業」という印象を与えるまでになっています。

【新時代のIT人材】

 ITサービスの増加は今後も見込まれます。第3のプラットフォームと呼ばれる分野においては特にその傾向が顕著でしょう。既存言語の存在感は依然として根強いですが、Swiftなどの言語の増加は安定的に続き、Webアプリケーション、データサイエンスや機械学習、IoTなど、幅広い分野で利用可能なPythonの伸びも続いていく見込みです。

 今後より高い市場価値を発揮していくには、対応できる工程を増やすことが必要になっていきます。最近の開発手法は、従来よりも設計・開発・テストといった線引が曖昧になってきている傾向があり、広く対応できるエンジニアの市場価値はより一層高まっていくでしょう。開発スキルに特化した「スペシャリスト」であることも十分な価値ではありますが、ユーザーのニーズを汲み取ったサービス開発が重要視されようになっていることから、問題解決力や新しい技術への適用力も欠かせない要素となってきています。

 平成をITの進化と共に歩んできたレバテックは、これからもITエンジニア・クリエイターの人生に寄り添い、価値を最大化させ働きやすい社会をつくることをミッションに掲げ、日本経済のボトルネックの1つであるIT人材不足の解消を目指します。

レバテック株式会社

レバテック株式会社では、「IT業界のエンジニア・クリエイターの人生に寄り添う」をミッションに掲げ、Web・IT業界のエンジニアと企業を繋ぐSES(システム・エンジニアリング・サービス)事業を展開しています。現在は業界最大手のフリーランスエンジニア専門エージェント「レバテックフリーランス」ほか、転職エージェント「レバテックキャリア」、総実施数250回を超えるIT技術者向け無料イベント「ヒカ☆ラボ」など、エンジニア・クリエイターのキャリアアップのための様々なサービスを提供。登録者は7万8,000人を超えます。

▽「レバテックフリーランス」フリーランスエンジニア専門エージェント

https://freelance.levtech.jp/

▽「レバテッククリエイター」フリーランスクリエイター専門エージェント

https://creator.levtech.jp/

▽「レバテックキャリア」エンジニア/クリエイター専門の転職支援

https://career.levtech.jp/

▽「レバテックビギナー」未経験からエンジニアになるためのスクール紹介と就職支援

https://career.levtech.jp/beginner/

▽「レバテックエキスパート」年収800万円以上のハイクラスエンジニアの転職支援

https://career.levtech.jp/expert/

Leveragesグループhttp://leverages.jp/

システム開発の受託業務で2005年に創業。年商265億円(2018年3月期)、従業員数1,076名(2018年4月時点)に成長したミドルベンチャー企業です。IT人材支援トップのエンジニア/クリエイター専門エージェント「レバテック」はじめ、業界No,2の看護師転職支援サービス「看護のお仕事」、介護、M&A、若年層就業支援など幅広い分野で事業を展開。日本社会が抱える課題解決を通して「時代を動かす企業」を目指しています。このため、国内外の17拠点、社員数を拡充するほか、広告製作から運用まですべてのマーケティング活動を内製化するオールインハウス体制を強化しコスト削減と経営のスピードアップを進めています。

本社所在地: 〒150-8510 東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ17F・18F

代表取締役: 岩槻知秀

資本金  : 5,000万円

設立   : 2005年4月

事業内容 : 人材関連事業(人材紹介・派遣、IT人材のキャリア支援など)、M&Aコンサルティング事業

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