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2021.05.13

PRESS RELEASE

企業向け新卒エンジニア採用調査】3社に2社がプログラミング経験者を採用

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今後習得してほしい言語、7割以上が「Java」と回答

レバテック株式会社が運営する、ITエンジニア専門新卒向け就職支援エージェント、レバテックルーキー( https://rookie.levtech.jp/ )は、新卒エンジニアを採用する企業の新卒採用担当者511名を対象に、新卒エンジニアの採用要件と選考の着眼点について調査を実施しました。

<調査サマリー>

1.新卒エンジニア採用、最も重要視している点は「人柄」
2.3社に2社がプログラミング経験者を採用
3.技術面のお見送り理由の1位、「自分で考えた実装ができていない」
4.入社までに習得してほしいプログラミング言語、7割以上が「Java」

① 新卒エンジニア採用、最も重要視している点は「人柄」
新卒エンジニア採用において、重要視している点で最も多かったのは、「人柄(27.4%)」となりました。次いで、「コミュニケーション能力(27.0%)」「プログラミングのスキルレベル(13.3%)」と続きます。※複数回答
新卒エンジニア採用では、プログラミングスキルよりもヒューマンスキルを重要視する企業が多いようです。

新卒エンジニアに求めるマインド面の要素で多かったのは、「素直で誠実(49.3%)」「継続的に努力ができる(42.1%)」「協調性(40.0%)」という結果になりました。※複数回答

②3社に2社がプログラミング経験者を採用
新卒エンジニア採用では、プログラミングスキルよりもヒューマンスキルをより重要視することが判明した一方で、全体の67.3%がプログラミング経験有りの学生を採用している結果になりました。
新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、約3社に1社が新卒エンジニアの採用ターゲットを「理系・情報系学生」に注力し、プログラミングスキル要件が上がったことが分かりました。*1

現在、エンジニア就活生のほとんどが何かしらのプログラミング言語を学んでおり、オンライン教材やスクールの普及によって、プログラミング学習のハードルが下がっている状況です。*2

今後エンジニアを目指す就活生は、授業やスクールでのプログラミング学習だけでなく、独学での学習や成果物作成などの経験が、今まで以上に求められることが考えられます。

※1.レバテックルーキー【2021年2月発表】新型コロナウイルス感染拡大に伴う22年新卒エンジニアの採用市場動向
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000360.000010591.html
※2.レバテックルーキー【2020年10月発表】2022年新卒、エンジニアプログラミング言語トレンド調査
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000341.000010591.html

③技術面のお見送り理由の1位、「自分で考えた実装ができていない」
プログラミングのスキルレベルが原因でお見送りになる場合に最も多かったのは、「自分で考えた実装ができていない(19.2%)」ことが明らかになりました。次いで、「成果物作成の目的や意図が不明確(17.0%)」「ユーザーを意識した成果物の作成ができていない(11.9%)」と続きます。

新卒エンジニア採用では、プログラミングスキルをジャッジする要素として、サンプルコードを模倣した成果物ではなく、オリジナリティがありユーザー視点を持てているかが、キーポイントになると考えられます。

一方で、技術面以外のお見送り理由で最も多かったのは、「受け身で主体性が足りない(18.4%)」でした。次いで、「QAにズレがある(11.9%)」「エンジニアになりたい理由が固まっていない(11.4%)」「話の内容に一貫性がない(11.4%)」であることが分かりました。

④入社までに習得してほしいプログラミング言語、7割以上が「Java」
新卒エンジニアが入社するまでに習得してほしいプログラミング言語で最も多かったのは、「Java(71.4%)」となりました。次いで、「JavaScript(31.1%)」「Python(23.7%)」「C#/C#.NET(23.7%)」と続きます。

転職支援サービス「レバテックキャリア」の調査では、求人全体のうち「Java(34.98%)」の需要が最も高く、フリーランス支援サービス「レバテックフリーランス」の調査でも同様に、案件全体のうち「Java(29.87%)」の割合が最も多いことが分かっています。*3

一方で、エンジニア就活生が今後習得したい言語は「Python(51.9%)」ということから*4、企業と学生の間でプログラミング言語の需要と供給が完全にはマッチしていないことが明らかになりました。エンジニア就活生は、今後の市場動向や企業のプログラミング言語需要を踏まえた上で、今後学習する言語を選定する必要がありそうです。

※3.レバテック【2020年11月発表】プログラミング言語別ランキング
https://career.levtech.jp/guide/knowhow/article/606/
※4.レバテックルーキー【2020年10月発表】2022年新卒、エンジニアプログラミング言語トレンド調査
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000341.000010591.html

<事業責任者中嶋からの一言>
今回の調査から、新卒エンジニアはプログラミングスキルよりもヒューマンスキルが重要視されることが明らかとなりました。
その一方で、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、エンジニア就活生に求めるプログラミングスキルレベルが例年以上に高まっている傾向が見られます。技術面のお見送り理由から読み取れるように、受け身で習得したのではなく、自分で考えた実装をできるかが新卒エンジニアに求められているようです。今後、エンジニア就活生は就職活動のためのプログラミング学習ではなく、日頃から主体的にプログラミングを学び続けることが重要だと考えられます。

<調査概要>
調査対象:新卒エンジニアを採用する企業の新卒採用担当者511名
調査会社:株式会社インテージ(調査協力)
集計期間:2021年3月5日~2021年3月8日
調査方法:Webアンケート調査
有効回答数:511名

レバテック株式会社
レバテック株式会社では、「IT業界のエンジニア・クリエイターの人生に寄り添う」をミッションに掲げ、Web・IT業界のエンジニアと企業を繋ぐSES(システム・エンジニアリング・サービス)事業を展開しています。現在は業界最大手のフリーランスエンジニア専門エージェント「レバテックフリーランス」ほか、転職エージェント「レバテックキャリア」、総実施数250回を超えるIT技術者向け無料イベント「ヒカ☆ラボ」など、エンジニア・クリエイターのキャリアアップのための様々なサービスを提供。累計登録者は20万人を超えます。

▽「レバテックフリーランス」フリーランスエンジニア専門エージェント
https://freelance.levtech.jp/
▽「レバテッククリエイター」フリーランスクリエイター専門エージェント
https://creator.levtech.jp/
▽「レバテックダイレクト」ITエンジニア・クリエイター専門求人サイト
https://levtech-direct.jp/
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https://career.levtech.jp/
▽「レバテックエキスパート」年収800万円以上のハイクラスエンジニアの転職支援
https://career.levtech.jp/expert/
▽「レバテックルーキー」エンジニアに特化した新卒向け就職支援エージェント
https://rookie.levtech.jp/
▽「レバテックカレッジ」大学生・大学院生対象エンジニア就活特化のプログラミングスクール
https://rookie.levtech.jp/college/

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レバレジーズ株式会社 広報部
TEL:03-5774-1632   MAIL: pr@leverages.jp

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