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2022.05.10

PRESS RELEASE

社会人エンジニア、最も利用頻度が高い転職チャネルは「求人媒体」

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レバテック株式会社が運営する、ITエンジニア特化型転職支援エージェント、レバテックキャリア( https://career.levtech.jp/ )は、社会人エンジニア300名を対象に、ITエンジニアの転職チャネル調査を実施しました。

調査サマリー

1.社会人エンジニア、最も利用頻度が高い転職チャネルは「求人媒体」

2.エンジニアの志向性によって、利用する転職チャネルに傾向あり

3.年収600万円以上800万円未満のミドルクラス、最も利用して良かった転職チャネルは「転職エージェント」

①社会人エンジニア、最も利用頻度が高い転職チャネルは「求人媒体」

社会人エンジニアに聞く、最も利用頻度が高い転職チャネルは「求人媒体(27.4%)」となりました。ついで、「転職エージェント(23.2%)」「スカウト(16.9%)」と続きます。(複数回答)

業態別で比較すると、勤める企業の業態によって転職活動で利用するチャネルに多少の違いがあるようです。

【自社開発企業】
自社開発企業に勤めるエンジニアは、 「求人媒体(30.4%)」の利用頻度が最も高く、ついで「転職エージェント(19.6%)」「スカウト(​​17.9%)」と続きます。一方、最も少なかったのは「採用イベント(4.5%)」となりました。(複数回答)

【SIer】
SIerに勤めるエンジニアは、「求人媒体(25.8%)」と「転職エージェント(25.3%)」がほぼ同率で1位に並び、最も利用される転職チャネルとなりました。ついで「スカウト(16.7%)」となります。「友人や知人からの紹介(リファラル)(​​16.2%)」は、他業態と比較して利用者の割合が多いようです。(複数回答)

【SES/派遣】
​​SES/派遣企業に正社員として所属するエンジニアは、「求人媒体(27.9%)」「転職エージェント(24.3%)」の利用頻度が高いことが分かりました。一方、「企業HPやSNSなどからの自己応募(7.9%)」の割合が他業態よりも比較的少ないことが明らかとなりました。(複数回答)

【受託開発】
受託開発企業に勤めるエンジニアは、「求人媒体(27.2%)」の利用頻度が最も高く、ついで「転職エージェント(22.1%)」「スカウト(14.7%)」と続きます。(複数回答)

②エンジニアの志向性によって、利用する転職チャネルに傾向あり

社会人エンジニアが転職活動で利用するチャネルを、4つの志向別で比較しました。志向性によって、利用チャネルが多少異なるようです。

ビジネス志向】経営や事業開発などに興味があるタイプ
ビジネス志向は、他の志向性よりも「友人や知人からの紹介/リファラル(18.8%)」の割合が多く、約5人に1人が利用しています。その一方で、「企業HPやSNSなどからの自己応募(6.3%)」「採用イベント(3.6%)」の回答はごく少数となりました。(複数回答)

【プロダクト志向】開発するサービスの社会的意義を重視したいタイプ
プロダクト志向のエンジニアは、「企業HPやSNSなどからの自己応募(13.2%)」「採用イベント(11.8%)」の割合が他と比べて目立つ一方、「友人や知人からの紹介(リファラル)(9.6%)」が1割を切る結果となっています。(複数回答)

【技術志向】技術力の向上や好きな技術を追求していきたいタイプ
技術志向のエンジニアは、「求人媒体(28.2%)」が最も多く、ついで「転職エージェント(20.5%)」「スカウト(16.7%)」と続きます。(複数回答)

【マネジメント志向】組織づくりや文化づくりに興味があるタイプ
マネジメント志向のエンジニアは、「求人媒体(28.3%)」の利用割合が技術志向とほとんど変わらない反面、「転職エージェント(26.8%)」の利用割合が他の志向性と比べて最も多いことが分かりました。(複数回答)

年収600万円以上800万円未満のミドルクラス、最も利用して良かった転職チャネルは「転職エージェント」

転職活動で最も利用して良かったチャネルは「友人や知人からの紹介(リファラル)(34.3%)」という結果になりました。ついで、「求人媒体(32.5%)」「転職エージェント(25.9%)」と続きます。(複数回答)

年収で比較すると、転職チャネルによって登録者の年収や属性が異なることが明らかとなりました。

【ジュニアクラス】
年収400万円以上500万円未満>
年収400万円以上500万円未満の人で最も利用して良かったと回答したチャネルは、「求人媒体(36.7%)」となりました。ついで「転職エージェント(30.0%)」「友人や知人からの紹介(リファラル)( 26.7%)」と続きます。(複数回答)

【ミドルクラス】
<年収500万円以上600万円未満>
年収500万円以上600万円未満のエンジニアは、「求人媒体(27.3%)」と「転職エージェント(27.3%)」が並び、最も利用満足度の高い転職チャネルとなりました。ついで、「​​友人や知人からの紹介(リファラル)(24.2%)」でした。(複数回答)

<年収600万円以上800万円未満>
年収600万円以上800万円未満のエンジニアは、「転職エージェント(44.7%)」が最も多く、ついで「友人や知人からの紹介(リファラル)(31.6%)」となりました。ミドルクラスのエンジニアの半数近くが、最も利用して良かったチャネルに「転職エージェント」を選んでいます。(複数回答)

【ハイクラス】
<年収800万円以上1000万円未満>
年収800万円以上1000万円未満のエンジニアは、「友人や知人からの紹介(リファラル)(61.1%)」が最も利用して良かったチャネルに選ばれました。ついで、「転職エージェント(22.2%)」と続きます。年収1000万円以上のエンジニアの場合も同様に、「友人や知人からの紹介(リファラル)」が最も多い回答となり、ハイクラスのエンジニアはリファラルを活用した転職活動とのマッチ度が高いように見受けられます。(複数回答)

<事業責任者泉澤からの一言>
今回の調査により、社会人エンジニアが利用する転職チャネルを様々な角度から読み取ることができました。勤務する業態や現年収などによって利用者の特性が変動しており、さらに利用満足度の高いチャネルも利用者の年収によって異なることが分かりました。

ITエンジニア人材不足のみならず、新型コロナウイルス感染拡大の影響やDXの促進によってさらにエンジニアの需要が伸び、中途採用は困難を極めています。社会人エンジニア採用をする企業は、採用ターゲットであるエンジニアのペルソナを明確にし、自社の採用ターゲットに合わせて各転職チャネルを上手く使い分けると良いでしょう。

<調査概要>
調査対象:社会人エンジニア300名
調査会社:楽天インサイト株式会社(調査協力)
集計期間:2022年2月8日~2022年2月13日
調査方法:Webアンケート調査
有効回答数:300名
レバテック株式会社
 

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