20代フリーター、現在の月収は20万円以下が約7割。性別や一人暮らしで意識格差
20代のフリーター給与に関する調査
タイトル
20代フリーター、現在の月収は20万円以下が約7割。性別や一人暮らしで意識格差
サブタイトル
男性フリーター、現在一人暮らしのフリーターは10年後希望する月収が高い傾向にあり
<リード文>
フリーターの方の大半が時給で給与が決定するため、毎月の収入が不安定になる傾向がみられます。正社員は雇用が安定していて毎月の収入が確約されていますが、アルバイトは、シフトを減らされるケースも少なくはありません。フリーターの収入面への不安が大きい傾向にあることからフリーターは、将来どのくらいの給与を求めているのか、調査しました。
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<目次>
1.現在の月収、20万円以下が約7割。20代の平均月収に届くフリーターは3割にも満たず
3.一人暮らしのフリーターは安心できる月収が高く、31万円以上は3割を超える
4.10年後の希望月収、男性フリーターが高く、60万円以上を希望する人は約3割
5.現在一人暮らしをしているフリーターのほうが、10年後希望する月収は高い
6.正社員を希望する20代契約社員・派遣社員・フリーターの方は7割を超え、1年以内に正社員になりたい人は約8割
<調査概要>
調査対象:ハタラクティブ登録者(現在、フリーターの方)、20歳〜29歳の男女
調査時期:2019年6月5日〜6月21日
調査方法:インターネット調査
回答者数:410人(男性199人、女性213人)
調査機関:レバレジーズ株式会社 ハタラクティブリサーチ
以下本文
1.現在の月収、20万円以下が約7割。20代の平均月収に届くフリーターは3割にも満たず
20代フリーターの月収は7割以上が20万円以下、その中でも10万円以下と回答した人は約30%を占めました。20代の平均月収22.91万円(※2)に届く20代フリーターは、3割に満たないことが分かりました。
※2 国税庁 「平成28年分 民間給与実態統計調査」より
2.安心できる月収第1位は、男女ともに21万円〜30万円
フリーターが安心できる月収は男女ともに、21万円〜30万円が約6割を占めました。女性は16万円〜20万円が27.5 %と2番目に大きな割合になっています。
3.一人暮らしのフリーターは安心できる月収が高く、31万円以上は3割を超える
世帯別で月収を見ていくと、一人暮らしをしているフリーターのほうが安心できる月収が高い傾向にあります。実家暮らしで21万円〜30万円を選んだフリーターは1割程度ですが、一人暮らしで21万円〜30万円を選んだ人は約3割を超えます。
4.10年後の希望月収、男性フリーターが高く、60万円以上を希望する人は約3割
20代のフリーターが稼ぎたい月収は男性のほうが高い傾向にあり、60万円以上を希望するフリーターは3割を超えます。
5.現在一人暮らしをしているフリーターのほうが、10年後希望する月収は高い
実家暮らしのフリーターよりも、一人暮らしのフリーターのほうが、10年後の希望月収が高い傾向にあります。60万円以上を希望する一人暮らし(35.5%)のフリーターは実家暮らし(18.0%)のフリーターを上回りました。実家暮らしか一人暮らしかで、思い描く将来の暮らし向きにも差があると明らかになりました。
6.正社員を希望する20代契約社員・派遣社員・フリーターの方は7割を超え、1年以内に正社員になりたい人は約8割
「正社員になりたいですか」という質問では、83.5%のフリーターが「はい」と回答。20代フリーターの大半が正社員を望んでいる結果となりました。正社員になりたい時期は「なるべく早く」と回答したフリーターは4割を超え、1年以内と回答した人は約3割となりました。
ハタラクティブではこれからも、正社員として働きたい20代フリーターの就職を支援します。一人でも多くのフリーター、既卒、第二新卒の若者が安心の給与を手にできるよう全力でサポートしていきます。