ニュース

NEWS

プレスやメディア掲載情報

2023.03.06

PRESS RELEASE

仕事のやりがい、「人の役に立つこと」が上位、 一方で、フリーターの場合には「やりがいを感じきれない」ケースが目立つ

PDFはこちらから

ハタラクティブ、「若者しごと白書」第5弾を公開

レバレジーズ株式会社が運営するフリーター・既卒・第二新卒向け就職支援サービス ハタラクティブ( https://hataractive.jp/ )は、2019年から毎年実施している「若者しごと白書」の第5弾として、全国の18歳〜29歳の正社員・フリーター※の男女2,000人を対象に「正社員とフリーターのキャリア」に関する調査を実施し、「若者しごと白書 2023」を作成いたしました。

本リリースでは、正社員とフリーターの働き方に対する価値観や就職・転職方法について比較したものを、一部を抜粋しております。
※1.アルバイト・パートタイマーで生計を立てている、もしくはアルバイト・パートタイムで働く意志のある無職の人をフリーターと定義する

白書全文はこちらより、ダウンロードが可能です。
https://hataractive.jp/partner/whitepaper/youthwork2023/

調査トピックス(本調査より一部抜粋

1.仕事のやりがい、「人の役に立つこと」の回答が上位に挙がる一方で、フリーターの場合には「やりがいを感じきれない」ケースが目立つ

2.就職活動・転職活動を始めたきっかけ、正社員・フリーターともに約半数が「金銭面の不満や不安」

3.就職・転職時の「転職エージェント」活用割合、正社員は約2割に対しフリーターは1割未満

1.仕事のやりがい、「人の役に立つこと」の回答が上位に挙がる一方で、フリーターの場合には「やりがいを感じきれない」ケースが目立つ

仕事のやりがいは、正社員・フリーターともに「人の役に立つこと」が上位に挙げられました。正社員は「給与が上がること(14.4%)」の回答が2番目に多い結果となり、一方で、フリーターとして勤務している人は仕事に対し、2割が「やりがいを感じない」と回答しました。

一方で、現在の仕事の満足度について、正社員もフリーターも「やや満足している」がもっとも多い回答となり、差は見られませんでした。

満足している理由について、正社員は「仕事の面白さ(29.9%)」が最も多い回答だったのに対し、フリーターは「人間関係のよさ(36.9%)」が第1位となりました。フリーターとして勤務をしている人は、仕事を通して感じられるやりがいや仕事内容よりも、働きやすい環境があることが働くモチベーションになっていることが考えられます。

2.就職活動・転職活動を始めたきっかけ、正社員・フリーターともに約半数が「金銭面の不安や不満」

就職活動や転職活動を始めたきっかけについて、正社員は「給与の低さ(40.2%)」がもっとも多く、フリーターは「金銭面的な不自由、不安(55.2%)」が1位となり、どちらも、金銭面での不満や不安が約半数を占めました。

フリーターの「就職活動を始めたきっかけ」で2番目に多かった回答は「正社員は雇用が安定している(28.5%)」となりました。フリーターとして勤務を続けていく中で、社会的信用が低いことや周囲からの評価に対する不安が、就職活動を始めるきっかけになっていることが考えられます。

3.就職・転職時のエージェント」活用割合、正社員は約2割に対しフリーターは1割未満

就職活動・転職活動における企業探しの手段・利用サービスについては、フリーター・正社員同様に「求人・転職サイト」が最多となりました。正社員は「就職・転職エージェント(19.8%)」が2番目にあげられていますが、フリーターは「ハローワーク(14.7%)」となり、「就職・転職エージェント(5.7%)」は1割にも満たない結果となりました。

20代フリーターを対象とする人材紹介サービスは、一般の転職エージェントと比較すると多くはなく、手段として想起されにくいことが考えられます。

<まとめ>
今回の調査結果から、正社員として勤務している人は「仕事内容」や「やりがい」、フリーターとして勤務している人は「就労環境」や「就労方法」が働くモチベーションになっていることがわかりました。

就職活動・転職活動における企業探しの手段・利用サービスについて、転職・正社員は「就職・転職エージェント」が2番目にあげられ、約2割の人が利用しています。正社員として勤務をしている人は仕事内容ややりがいを重視する傾向に強い結果から、転職エージェントとの面談の中で、条件面だけでなく、仕事内容や仕事を通して得られるやりがいについても相談し、求人を選定している人も多いのではないでしょうか。

人手不足に悩んでいる企業は、求職者に対していかに面接の中で企業の魅力付けができるかどうかが、課題を解決するための重要なポイントだと考えられます。

面接時に企業への意向が上がるポイントに個人差はありますが、求職者の現在の雇用形態によって、訴求するポイントを変更することが、内定承諾率の向上や入社後の定着率アップに繋がるかもしれません。

<引用・転載時のクレジット表記のお願い>
本リリースの引用・転載時には、必ず「ハタラクティブ 若者しごと白書2023」を明記ください。

<調査概要>若者しごと白書2023
調査目的:18歳~29歳のフリーター・正社員の働き方・キャリア観の把握
調査期間:2022/12/06~2022/12/09
調査方法:インターネット調査
調査対象:18歳~29歳 男女
2022年11月時点で満18歳~29歳のフリーター、正社員男女
集計対象:2,000人
発行年:2023年3月

<集計対象(2,000ss)内訳>
中卒フリーター:57人 高卒フリーター:372人 専門卒フリーター:164人 高専・短大卒フリーター:73人
大卒フリーター:297人 その他・フリーター:37人
中卒正社員:4人 高卒正社員:271人 専門卒正社員:110人 高専・短大卒正社員:42人
大卒正社員:558人 その他・正社員:15人

<集計対象男女内訳>
男性 18~20歳 55ss 男性 21~23歳 205ss 男性 24~26歳 234ss 男性 27~29歳 258ss
女性 18~20歳 136ss 女性 21~23歳 299ss 女性 24~26歳 407ss 女性 27~29歳 406ss

NEWS ALL